明石勝幸、武村雄太、山野勝也、原田雄太、亀谷嗣温先輩が稽古に~practice visit~
ある日の稽古。
平成7年度卒明石勝幸・武村雄太・山野勝也先輩、平成24年度卒原田雄太先輩、令和3年度卒亀谷嗣温先輩が来学。ご指導を仰いだ。前日京都府警との合同稽古に続き怪我や故障、体調不良などで稽古人数も限定的ではあったが、諸先輩方の叱咤激励のお陰で最後まで集中力を切らすことなく稽古できた。
昨秋から取り組んだ意識改革により、元気で楽しい稽古となったことは間違いない。しかしそのフロアへと移行するスイッチをまだすべての部員が携えてはいない。振ったサイコロの目で稽古内容を決めてはいけない。各人が成り行き任せの意識ではなく、自由にコントロールできるモチベーションを身につけるときがきているのであろう。ひとつできれば次のリクエスト、ふたつできれば更に次。後ろを振り返り登った轍を確認すれば、今後も上を目指せないはずなどない。日本一元気で楽しい稽古を目指しましょう!がんばれー!
ひとつの大きな問題、トラブルの背後には小さな問題、トラブルか29個存在し、さらにその背後には300もの目に見えない問題点が隠れている。ご存知ハインリッヒの法則。大きな問題になるか目に見えない問題で終わるかはただただ確率でしかない。目に見えない問題300の上に、小さい問題29があり、その上に大きな問題があると考えれば、大きな問題、トラブルへの対応は、目に見えない問題、些細な問題への対応がすべて。些細な問題に取り組んでおくことで大きな問題の確率は低くできる。大きな問題、トラブルに取り組むことは困難が予想されるが、目に見えないほどの問題ならばすぐ対応できる。
日々の生活、当たり前で過ごす日々の中、まずは目に見えない問題を見つけることができる眼が必要。甘えや得て勝手な気持ちがあれば見逃してしまう。その上でそれを改善する勇気が必要。誰しも平常を崩し自身で制約を設けることに躊躇いを感じる。次にその経緯、結論を周囲にも認識させること。組織である限りは全体のレベルアップは欠かせない。ときにその結果を気に入らない者もいるかもしれないが、大きな問題、トラブルが起こってしまえば取り返しはつかない。最後に必要なことは、どれだけ自分にとって居心地が悪いものであっても、皆で導き出した答えには従うこと。それがなければ組織の向上などはない。導き出された結論が自分の意見とは異なるものであっても最終的に賛同すれば、それは自分の意見。そのためにはそこに行き着くまでの議論を納得いくまで行うべきであろう。
目に見えない問題は、目に見えないほど些細だからこそその影響も限定的であり放置しがち。しかしその些細な問題こそが大きな問題、トラブルの元凶であることを今一度認識いただきたいと思う。
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